Blog

阿蘇五岳

0929南阿蘇

俵山から南阿蘇へ。阿蘇中岳へのルートは北側の阿蘇からのみ通行可能なので阿蘇大橋を迂回して赤水方面へ。草千里、阿蘇神社によった後、阿蘇の東側を回って帰る。

 

阿蘇大橋崩落その後

0929阿蘇大橋崩落した阿蘇大橋の現場では、フェンスの先ですっぽりと橋がなくなっていた。遠く対岸にはまだ反対側の橋の接続部分が残っている。だいぶ復旧が進んでいるが、山腹崩壊の規模が想像以上に大きく、いまでも生々しい。

阿蘇

0929阿蘇159熊本地震後1年半、ひさしぶりに阿蘇を走る。まだまだ道路復旧工事や通行止めも多く復興の真っ最中だ。それでも、これからも今まで通り阿蘇路を観光で訪れ、地元の店を訪れようと思う。

銀座建築探訪_3 東急プラザ銀座

0913銀座012016年に数寄屋橋交差点にオープンした東急プラザ。これが予想を裏切る良い建築でした。巨大なボリュームの複合商業施設という点ではGINZA SIXと同じだ。ここも日本の伝統工芸をモチーフとしてデザインされている。ここでは「江戸切子」。いろいろ考えるものだ(笑)切子イメージの斜めのラインによるガラスの反射により内部が少しだけ透けて感じられる外観はボリューム感をうまく消していている上、色味やディテールも高級感があり成功している。街並にもとてもいい影響をあたえている。

 

0913銀座04表側は建物のボリュームを大胆にカットした吹き抜けに斜めの動線が挿入されいたりと、構成自体にさほど新しさは感じないが、色味と素材、ディテールがうまく検討されているため、なかなか気持ちよくまとめられている。

 

 

0913銀座03立地からして線路側は裏側としてデザインはあきらめて処理しがちだが、ここでは小さな店舗が外側に向けて挿入され、小道に面した露店のようなたたずまいを見せている。また、陰影のある外壁が公園の緑の背景としてうまくデザインされている。施設のエントランスは小ぶりにされ、表側とスケール感を変えることで街並との調和を保っている。

 

0913銀座05ここでも屋上は無料で解放されている。ウォールグリーンでぐるりと覆われ、その下がスリット状に視界がひらけ銀座の街並を望めるという構成だ。いわゆる屋上庭園とはひと味違っていて、囲われた落ち着きのある不思議な空間となっていて居心地がよい。

 

 

 

 

 

 

銀座建物探訪_2 GINZA PLACE

0913銀座06銀座といえばハイブランドがこぞってその先進性や洗練さを競っているが、今回は残念な例。銀座の中心ともいえる銀座4丁目交差点に去年竣工したGINZA PLACE。もう、、残念の一言。表現が新しいともいいがたい上、場所が場所だけに土地のもつパワーも相まって街全体を安っぽい雰囲気にしてしまうくらい破壊度がすごい。外観デザインはクラインダイサム。「透かし彫り」や「白磁」などのキーワードは日本らしさを意図したようだが、結果として、コレジャナイロボ感が満載。近くに立つユニクロはセンスいいだけになおさら残念。

 

0913銀座09こちらがそのユニクロ。向かいのGINZA SIX屋上から見下ろしたアングルです。

銀座建物探訪_1 GINZA SIX|ギンザ シックス

0913銀座07カメラのメンテナンスのため銀座のキャノンサービスセンターに行ってきました。逗子から東京駅までは横須賀線で乗換なしの1時間で行けるのでとても便利です。電車の本数も多く、東京は距離の割に身近に感じます。始発なので座れるというのも嬉しい。横浜にいたっては30分です。ついでにいうと、羽田空港も新逗子駅から京急線で乗換なしで1時間です。こちらは始発ー終点なので確実に座れます!海山が近い逗子ですが、じつは都内への通勤も普通にできるほど交通の便がよいのです。修理待ち時間にギンザシックスまで行ってきました。

 

0913銀座08基本設計と外観デザインは建築家の谷口吉生。上部オフィス部と下部の有名テナンの独自デザインと上下二層のデザインとなっている。「ひさし」と「のれん」をイメージしたというが、正直、巨大な直方体のボリュームの存在感が大きすぎて、表面デザインだけでは建築的な深みの表現には限界があるという感じだった。とはいえ、様々な素材がキッチリと張り分けられたその取り合いなどはさすがディテールにスキがない。

 

0913銀座10昨今の巨大な建築のトレンドは無料で公共スペースを提供することで、快適に座れる場と緑が必須だが、ここの屋上はびっくりするくらいの植樹がなされた広大な屋上庭園として無料で解放されていた。水盤や芝生が配された空間にオープンなバーなどがあってとても気持ちがいい。訪れた日は平日で比較的すいていたこともあってとても快適だったが、週末など世界中からの観光客であふれ帰ることを考えるとどうなるのだろう。とも感じる。

逗子の空

0912海01

一日中雨が降って鬱陶しい天気でしたが、その雨も夕方には止み西側の雲がはれてきました。厚くたれ込めた雲と暗くなりかけた街並と海の間に、明るい空が印象的なコントラストで現れました。

 

0912夕焼けその後、空は劇的に変化して奇麗な夕焼けとなりました。
逗子海岸は西側に向いているので、空がとても広く見えます。
そのため夕焼けもとても雄大です!

9月の逗子海岸

0909海9月に入り海の家も解体が始まりましたが、まだまだ天気のよい週末は海もにぎわってます。今日はスクールが開催されていたのか小さい子供のウィンドサーファーがいっぱい海に出ていました。

GUNDAM THE ORIGIN

0904チネチッタ時間があいたので川崎で映画「GUNDAM THE ORIGIN Ⅴ」を見る。アニメなんてと思われますが、私たち世代にとって1st ガンダムは特別なのです(笑) ストーリーではジオン軍によるコロニー落としの悲劇が圧倒的な迫力で描かれていた。赤く照明されたチネチッタのタワーが地球に落下するサイド2ハッテにしか見えません。

駐車

0902alfa159駐車場が狭いのに幅の広い車に乗っているので、、毎日こんな状況での駐車を強いられてますが、ここギリギリを攻めるのがちょっとした楽しみにすらなってます(強がり←)(笑)

プレゼン用模型

出田模型プレゼン用の模型を作りました。久々の徹夜作業で疲れたけど、楽しいひとときでもありました。
敷地の特徴をかなり読み込んで検討を重ねました。また、品格をもった建物にしたいという思いもあり、この規模、形状にたどりつきました。個人的に納得の案としてまとめることができました。

海とオートバイ

0821CRM

夏休み返上で週末にプレゼン案をまとめあげてやっと一息。今日は久々に愛機に火を入れました。

 

どこ走ろうか悩んだあげく、雨も心配だったので結局、近所を気ままにライディング。
万一にそなえてそれなりに厚着してのライディングは正直暑いし、エンジンからの熱も熱い。クラッチは重たいし、2ストは煙たい、、、端から見てるととても快適とはいいがたいけど、それでも最高に気持ちいい!!ついついアクセル開けちゃいますな!

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展 @国立近代美術館_2

0808近美03

清家清 設計「斎藤助教授の家(1952年)」実物大模型。再現されている部分の規模がとても大きく、作り込みもしっかり再現されていた。建物の中にも入れるとあって実際の図面と見比べながらスケール感などを体験することができる。

 

 

0808近美02これが貴重な断面図。こういう図面はなかなかに興奮します(笑)

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展 @国立近代美術館_1

0808近美01ローマ、ロンドンを巡回してきた展覧会で、日本の住宅建築を成立させる条件が大きく変わった戦後に焦点をあて、建築家による日本の家の模型や写真などがテーマごとに展示されていました。そしてなにより、建築家 谷口吉郎氏の設計による美術館本館がとても魅力的です。1969年竣工で、なんと石橋正次郎氏(ブリヂストン創業者)個人の寄贈(!)によるそうだ。その後、2002年に坂倉建築研究所の手により大規模な増改築を行い、今にいたります。

 

 

 

今回の展示内容でひとつ面白く思ったのは「プロトタイプと大量供給」というテーマで、世界的に見ても特異な住宅の作り方である、日本のハウスメーカーという業種の先駆けともいえるセキスイハイムによるプレハブ住宅が建築家による住宅と同列に展示してあったことだ。そこから現在の無印良品による住宅までが展示してあった。ここから発展して、いわゆる日本初のプレハブ住宅からハウスメーカーの隆盛にいたるまでをテーマにした学術的な研究に特化した展示がもっとあってもよいのではないかとは思った。それはすなわち、現代の日本の大多数の住宅を供給しているハウスメーカーでの住宅づくりへの一石を投じ、日本の街並みの風景を陳腐なものにしてしまったことへの反省と今後の家づくりを考える一歩となるのではないだろうかと思う。

 

しかし、全体的に見渡して、展示の内容にはついては住宅のセレクトが体系的に本当に重要なのだろうかと思うような奇抜としかいいようのない住宅も多く取り上げられていて少し疑問に感じた。その割に、なぜあの住宅がないのだろうかというものもあり、恣意的で偏った印象をもった。特に現代の住宅はただ変わった家を寄せ集めたという感じがあり大変残念だった。

「日本の家」にまつわる展覧会ふたつ

0808日本の家展今、竹橋の国立近代美術館で「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展がヨーロッパから巡回してきて日本で開催されている。最近は世界で日本の自由な住宅作りが注目されているようだ。

 

つい4月にも汐留で「日本、家の列島―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン―」展が開かれていたばかりだ。「日本、家の列島」展では、4人の日本通のフランス人がセレクトした日本の近現代の住宅建築が、模型や図面、写真、映像などで紹介してあった。どちらの展覧会も内容的には似たようなコンセプトだが、汐留の展覧会のほうが建物のセレクト、展示構成、模型の統一感など、全体としての洗練さは上に感じられた。
しかし、戦後の住宅をとりあげた展覧会というと、2014年に埼玉県立近代美術館で開催された「伝説住宅」展は展示の内容や質はもちろん展示方法などもとても刺激的で素晴らしかった。それに比べると今年の展覧会は全くかなわない。

 

 

深い軒

軒今進行中の木造の現場です。お施主さんの要望もあり、軒の出が大きな切妻の形状をしています。深い軒によって遮られた太陽光は、一度床に反射してちょうどよい柔らかな強度の光となって部屋を明るくします。外観をなるべくモダンに仕上げるため、通常よりも長めに跳ね出した軒としており、この後、垂木を金物で補強して軒裏を板張りで仕上げる予定です。

逗子散策

猫天気がよかったので近所を散策。日に日に緑が濃くなっていく季節、芦花公園近くでは猫が路上で昼寝中。とても穏やかなGW初日です。

0425桜葉が出始めてますがまだまだ桜は奇麗です。大変な一年が過ぎ、またこうして元気に桜を見に来れたことを素直に喜びたい。

熊本地震

熊本城
2016年の4月14日と16日の2回、大きな地震が私の故郷熊本を襲いました。
その震災から1年がたちました。
実は、私自身たまたま熊本に帰省していて被災していました。
その揺れを体感して、規模の大きさに恐怖しました。
熊本ではあちこちで甚大な被害に見舞われ、いまでも復旧途中にあります。
私も震災から数日は生活の復旧におわれましたが、
幸いに建物の被害がほとんどなかったことで、
ほどなくして生活はほぼ通常とおりにもどることができました。
自宅を含め、熊本にはあちこちの地域に私が設計した住宅がありますが
これらの建物も幸いに壊滅的な被害はなく、今まで通り住まい続けていくことができる状態でした。
建物に住まい続けられるかどうかで震災後の生活の質と、復旧までの困難さが格段にちがってくるのです。
今回の地震では、建築家として建物の耐震性能の重要さを身をもって、あらためて痛感しました。
また、同時にいままでやってきたことは間違ってなかったと安堵もしました。
これからもこの記憶を胸に建築家としてやっていく自信になりました。

オープンハウス開催!

openhouse

このたび、熊本市南区で私が設計監理した住宅が竣工しました。
お施主さんのご厚意によりオープンハウスを開催できることになりました。

日時:2015年 10月 25日(日)11:00~17:00
場所:熊本市南区出仲間
※見学ご希望の方はコンタクトのページより私まで連絡をください。
折り返し住所など詳しい地図をご案内いたします。
※敷地そばに無料駐車場があります。
※入居前につき、小さなお子様の入場はお断りしております。

家族4人が住まう、木造2階建ての標準より少しコンパクトにしたくらいの大きさで、諸要素を、特に予算コントロールに気を配りながら設計しています。 比較的特徴の少ない周辺環境の中で、敷地の特性を読み解き計画。外部に対してオープンになりすぎないよう注意を払いながら開口部をレイアウトしています。
建物は開口部が少ない印象の外観ですが、内部は外観から受ける印象とは異なり、広がりのある伸びやかで明るい家となっています。この空間にはお施主さんの趣味でもあるミッドセンチュリー家具のコレクションが置かれる予定です。家具が置かれた時に狭苦しい印象にならないよう、空間のボリュームに気をつけ、デザインとしてはなるべくシンプルにするようこことがけて設計しました。

是非この空間を体験していただき、
みなさまの感想を教えていただきたく思います。

お施主様は家作りの様子をブログにも綴られています。
こちらも是非ご覧ください。
http://tsukuruie.jugem.jp/

フェイスブックでも告知しています。
ブログの画像は見にくいので、こちらもご覧下さい。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=857296407717988&set=a.136584819789154.27512.100003129116236&type=3&theater&notif_t=like

一級建築士事務所 ヒマラヤ

Architectural Design Office himalaya
info@k-hisano.com

神奈川オフィス(本社)

〒249-0006 神奈川県逗子市逗子7-1-57 #601
TEL 046-871-4833

熊本オフィス

〒862-0970 熊本県熊本市渡鹿5-5-7
MOBILE 080-5441-4790