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後藤満喜雄写真展

0612後藤 以前、B-studioの写真を撮ってもらったことのあるカメラマンのお父さんの写真展に行ってきました。出身が熊本県宇土市で地元でアマチュアカメラマンとして活躍されているそうで、フェイスブックでそのことを知り、ポスターの写真に惹かれて足をのばしてきました。会場入口の町の写真愛好家の写真展みたいな雰囲気には正直ちょっと戸惑ったのですが、その印象は会場に一歩足を入れたら裏切られます。社会の矛盾を鋭く描写してある写真、時には地域で暮らす人たちの日常がエネルギッシュに切り取られていたり、なにげない自然の風景を情緒豊かにまとめたりと作品一枚一枚の訴える力に見入ってしまいました。
卒寿記念で今も現役とかすごいですね。

GA 住宅プロジェクト展

0420GA 毎年春に開かれるGA住宅プロジェクト展に行きました。これから実際に建築される予定の最新の住宅プロジェクトが展示されています。どのプロジェクトも建築家によるプレゼンのまま展示されています。コンセプトや実際の設計への反映の様子、プレゼンの方法などとても参考になります。

HOUSE VISION 展

東京青海で開かれているHOUSE VISION展に行ってきました。平日のせいか思ったより空いていてとても快適に見れました。「新しい常識で都市に住もう」の理念の下、7組の企業×建築家による提案。エントランスゲートは隈研吾。もっと現代的なイメージをしていたのですが思ったよりナチュラルテイストでちょっと拍子抜け。各ブースの感想は順次追記して行きます。

赤坂プリンス

仕事で赤坂を訪れました。ニュースなどで見ていて、事前に情報として知ってはいたのですが、地下鉄から地上に出た瞬間、そのあまりの違和感におもわず笑ってしまいました(笑)

丹下健三設計の赤坂プリンスホテルが本当にそのままちっちゃくなってました!
とても超高層ビルの解体現場とは思えないスマートさ。技術の進歩はすごいですね。しかしもったいない。経済的、構造的理由があるのはわかりますが、都市の風景を構成している重要な要素がこうも短いスパンでスクラップアンドビルドの波に飲まれてしまうとは。。

往年の写真です。
バブル時代にはクリスマスの宿泊予約は前の年のクリスマスが終わったその日に予約しなければいけなかったとか。最上階のバーもカップルで行列だったそうです。
ま、私には縁はありませんでしたが(笑)
出展元:wikipedia
 

会田誠展

六本木ヒルズの森美術館で開催中の会田誠展に行ってきました。とても巨大な規模の個展でびっくりしました。氏はこんなにメジャーになってたんですね。知らなかった。思えば2004年に六本木クロッシング展でニブロール作品を作った時、まさにこのバナーになっている美少女とサンショウウオの絵を同じフロアで展示されてました。正直、オタク度が突出しすぎていて、、個人的にはあまり好きなタイプのアーチストではないのですが(笑)今ではこの手の「現代」アートも森美術館などで堂々と個展として成立するのですね。やってることは昔も今も全然変わっていないので、あきらかに観客のほうが変わっているのですが、ほんの数年でこんなに評価がかわるものなのか。しかも若い女性客が多いのにもびっくりです。

奈良美智展

 熊本現代美術館で開催中の「奈良美智」展に来ています。昨年横浜美術館で行われた展覧会の全国巡回展です。横浜ではあまりの込み具合に見るのを断念したのですが、熊本ではガラガラでほとんど貸し切り状態。とてもとても快適に鑑賞できました(笑)今回の目玉はなんといってもイラストで登場していた女の子の巨大なブロンズ像です!最近ではメジャーになった、可愛らしくて、でもどこか一筋縄ではいかない意思を感じる子供たちがモチーフなのですが、立体になるとまた違った迫力があってとてもよかった。もっとオタクな感じなのかと思ってましたが、全くそんなことはなくアートとしてとても楽しめました。

川俣正展

横浜のBankArtで開催中の川俣正展に行って来ました。

廃材や板きれなどを有機的に紡いで、建物や街に寄生するような建築的アートを生み出し続ける現代美術家です。展示会場や建物の外壁を覆うようなインスタレーションはその製作過程も現代アートの一部となっていて、手の跡がはっきりとわかりエネルギーを感じました。
 

夕景

1109yakei 進行中の現場が躯体工事が完了しました。いよいよ工事が仕上げに移行。工事の進行も早くなりこれから忙しくなりそうです!

写真はコンクリートが打ち上がった現場の屋上から望む熊本の夕景です。

建築九州賞2012

0902kentikukyusyu 2012年度の建築九州賞に私の設計した「京町の家」がノミネートされたので二次審査のプレゼンのため博多まで行って来ました。残念ながら最終審査には進めませんでしたが、奨励作品には選出されました!

土間コンクリート

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現場でのコンクリート打設工事です。地面のレベルの土間コンクリートを施工しています。
鉄筋が規則正しく配置された上からコンクリートを流し込んで行きます。

JR京都駅ビル

0818kyoto1 大阪から京都に移動して、JR京都駅ビルに来ました。12年ぶりぐらいです!!このプロジェクトにはコンペの時からはじまり実施設計、現場そして竣工と本当にずっと携わる事ができました。京都にも3年半移り住んで現場監理を担当してました。もう青春そのものです(笑)

北側ファサードを明るくするためのガラスのファサードです。設計者である建築家原広司氏の「京都は歴史への門である。」のコンセプトを体現しています。
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京都の谷状の地形を反映させたジオグラフィカル(地理学的)コンコースも賑わっていました。両側に建物が段々に広がって行き、その一番底にコンコースが位置します。
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コンコースからは両側に視線が抜け空が望めるように設計されています。とても大きな床面積を必要とされたプロジェクトでしたが、こうすることで開放的な反屋外のコンコースが実現しています。はるか上方にはとても大きなガラス屋根がかかりますが、その構造はとても繊細でほとんど圧迫感がありません。むしろその隙間からガラス越しに空が見える事でとても軽やかです。
梅田スカイビルにもあった色とりどりの建築的オブジェは京都駅ではさらに進化して「アトラクター」と名付けられて、いろいろな形であちこちにちりばめられています。人の注意を惹き、そこの空間に変化を与える意図があります。

梅田スカイビル

0818umeda 甲子園からの帰り。久しぶりの関西です。こんな機会はめったにないので、寄り道して昔在籍した事務所時代にたずさわった場所を巡礼のようにまわってきました(笑)

まずは梅田スカイビル。大阪駅周辺はいろいろなビルが建ち、20年ほど前に2年ほど住んでいたのに迷ってしまうほど激変してました。それでも梅田スカイビルは変わってないですね。それに、今でも一番未来的で斬新です!0818umeda2

この天井の模様なんかも一生懸命作図したなぁ。アクリル板で覆われた蛍光灯ボックスはレーザーカットされた鉄板で模様が描かれてます。
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この三本の塔の正式名称は「ドラム」です。誰も知らないと思うけど(笑)この建築的装置はこの時初めて登場しました。特に機能はありませんがとても重要な役割を担っています。この色も様々に検討を重ね厳密な色番号を指定して塗装されてます。ただの赤青黄色じゃないんですよ!(笑)

特撮博物館

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東京都現代美術館まで「特撮博物館展」に行って来ました。夏休みだし子供たちがたくさんいるんだろうと覚悟してましたが、とんでもない。同じ年格好のオヤジでごったがえしてました(笑)しかし、特撮の技術ってすごいですね。さまざまなアイデアでイメージを映像化するため奮闘する姿には、特撮にかける思いが執念と意地とともに伝わって来ました!

off nibroll / a quiet day

0812ofnib see/sawと同時開催のoff nibrollの「a quiet day」ダンサーは日替わりだったらしいですが、この日は光瀬さん。よかった!!完成度も高く、全てがとてもすばらしかった。ごくありふれた日常の中でのちょっとしたきっかけから、脳内での葛藤がどんどんエスカレートしていくあたり、とても楽しめました。舞台いっぱい並べられた建て売り住宅(それが鳥小屋というあたりさすが!)とそこに映す映像の効果も立体的で面白かった。

See/Saw

0812see/saw 新生ニブロールとなっての公演see/sawを見に行きました。ニブロールは今回から一部メンバーが代わり、ダンサーも数名固定するとか。これは楽しみです!

場所はヨコハマ創造都市センター。名前が変わっていたので最初気がつかなかったのですが、昔のBankARTじゃないですか!旧第一銀行横浜支店。知らない間に名前が変わっていたのですね。ずっと前にここでニブロールの舞台作った記憶が。。それも苦い記憶が。。。(笑)なにせ大きな柱が林立する上、変形のステージというとても難しい場所だったのです。ここでどんな舞台作ってくるかも楽しみでした。
しかし、公演終わっての感想は正直ちょっと物足りない感じが残りました。前評判はとても良かったのですが。もちろんその迫力と訴えかける力それに映像の効果はとてもすごくそういう意味ではとても素晴らしかった。でも、なにかすべてが未熟で消化不良な感じなのです。今回、メインのダンサーの他にエキストラが多数出てくるのですが、確かに彼らのスキルが未熟なのが目についたのかもしれませんが、そんな未熟さは矢内原のダンスではむしろ魅力でした。そうではなく構成は単調で、また、舞台全体として見た時の作り込み完成度が低かった感じを受けてしまいました。紙くずやシーソーなどのシーンもちょっと素人っぽいというか、やっぱりもっともっと洗練させてほしかったです。今回初演なのでまた次の公演での熟成を楽しみにしてます!

地鎮祭

0708jitinsai梅雨の晴れ間の快晴の空の下、新しい現場の地鎮祭がとりおこなわれました。雨のために用意していたテントが日よけになって助かりました。ずっと雨だったので幸先いいですね。

ここの現場では祭壇が全部紅白幕で覆われていました。最近、祭壇のまわりは鯨幕なことが多かったので印象がずいぶん違いました。さぁ!いよいよ現場が動き出しました!!

山口蓬春記念館

0610_housyun_1葉山にある山口蓬春記念館に行って来ました。

吉田五十八氏の設計の数寄屋建築が大江?氏の手で美術館に改装された建物です。
0610_housyun_2美術館自体は展示も少なく物足りないのですが、
吉田五十八設計のアトリエと二階の和室は綺麗に保存されていて、細かな建具の造作などとても見応えがありました。

trees

0427_tree_1原宿に新しくできた中村拓志氏設計の東急プラザの屋上にとても巨大の樹木が!どれだけの土が屋上に盛ってあるのかわからないけど、はたして、この先この木は無事育って行けるのだろうか?数年後の姿を見てみたいものです。

0427_tree_2かとおもえば、こんなに生命力にあふれた木もありました(笑)
建築時に植えたのか、育ってしまって邪魔になった建築物を避けて枝をのばしてます。しかも新芽もたくさん吹いてます!

COSMIC TRAVELERS展

0427_louisvuitton表参道のLouisVuittonで開催されていた「COSMIC TRAVELERS」展に行って来ました。まぁ展示自体はそんなに期待してなかったのですが、

それより、店舗4階のテラスから見る新緑の季節の表参道のケヤキ並木がとても綺麗でした。
残念ながら店内で写真は撮れなかったのですが、
ステンレス鏡面のテラス軒天に写り込んで、視界全体が新緑で覆われる感覚はとても気持ちのいいものでした。商品そっちのけで見てたのですが、店員さんも「今が一番綺麗なんですよ!」と話が弾みました(笑)

八代市美術博物館

0416_yatusiro新しい計画の敷地現調のついでに、伊東豊雄氏設計の八代市美術博物館に寄って来ました。休館日でしたが、このファサードが見れればそれで十分です(笑)

一級建築士事務所 ヒマラヤ

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