hisano keitaro Architectural Design Office himalaya
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住宅の設計にあたって
の考え方
設計にあたってはまず依頼主の方とのコミュニケーションを大切にしたいと考えています。依頼主の方の住宅建設にあたっての考え方や希望、意見を十分に理解することから始まります。
住宅で生活する人々は当然みな違う人生を送っており、その人個人にはその人だけの住宅があってしかるべきと思います。当たり前ですが、住宅は建築と人とのつながりが最も密接な建物なのです。その住宅を設計する上では、その依頼主の方や家族の生活を理解することから全てが始まります。
室内環境や生活スタイル、プライバシーといった人が暮らす為に必要な課題は当然クリアした上で、依頼主の方にあった魅力ある空間つくりを考えていきます。まず、敷地の特性、性格の調査をし、光や風、温度といった自然の状態がどのようになっているかを把握します。
物理的な生活環境だけをもとめ、すなわち閉鎖され、空調された箱があればよいというのではなく、どのように自然の力を効果的に取り込み、共存していくかを考えます。天気、四季の変化などはもちろん、一日のささやかな自然の変化を身近に感じることができるかを考えます。また、それらをどのように組み合わせ、構成していけば、魅力ある空間ができるかを考えます。そして、常に依頼主の方に期待以上の提案ができるよう努力していきます。
また、事務所在籍時代に現場に携わる期間が比較的長かったことは、最終的な建築の仕上がりは、現場とのスムーズなコミュニケーショが重要であるということを身をもって感じ、現場の監理についても、全力を尽くし、さらに細心の注意が必要かつ大切であると考えています。