屋上緑化システムを導入。他にも太陽光発電システムを採用するなど環境に配慮している。丸いトップライトがランダムに配置されている。
西側に向いた開口部には、西日対策、台風対策として全面に雨戸が設けられる。
ヒメシャラが植えられた中庭を挟んで位置する平屋部分。芝生の屋上テラスとそれに続く二階床レベルが同一となるよう計画し、より効果的な空間の広がりを意図している。
さまざまな素材を効果的に使用している。
仕上げでは木を多用し、そこで生活する人に柔らかなイメージを与えるように配慮している。
日ざしをやわらげると同時に西風を取り込むフィルターとしての雨戸。
無双窓を仕込んだ折りたたみ式の雨戸。
南側には広い駐車場が広がる。建物をL型のプランとし、開口部は主に西側にむけてとられている。
RC造の外壁の中に鉄骨造で薄く作られた二階の床。1階と2階の天井高さを変えることで、空間にメリハリを与えている。
雨戸のスリットは完全な遮蔽ではなく、人工的な木漏れ日を演出。調整可能な隙間から差し込む光が室内に複雑な影をおとす。
奥まった場所に玄関を設け、アプローチの長さを長く取っている。
紅葉が彩りを添えるエントランス。
玄関から中庭を見通す。
天井いっぱいの書棚。
和室。コンクリート打放しや丸いトップライトといった現代的な要素もとり入れている。
視線を適度に遮り、風の流れは妨げないステンレスメッシュという素材を採用。
新緑の季節には、木で仕上げられた壁面にヒメシャラの青葉が影を落とす。
紅葉が彩りを添えるエントランス。
季節の変化が楽しめる家づくりを心がける。
コンクリートと木の素材の対比。